建築設備士試験について

こんにちは。でめきん です。

「建築設備士」は「建築士」などに比べてあまり有名な資格ではないので圧倒的に情報が少ないです。

ぼくが受験したとき(2020・2021年)も悩むことが多かったので解説していきます。

建築設備士とは

「建築設備全般に関する知識及び技能を有し、建築士に対して、高度化、複雑化した建築設備の設計及び工事監理に関する適切なアドバイスを行える資格」

となっています。

詳しくは公式ページ見てもらうのが一番ですが、要は名前の通り”建築設備の専門資格”ということになります。

この資格を取ることで「二級建築士」や「一級建築士」といった建築士資格への挑戦権も得られるので、設備系からのステップアップとしても使える資格になります。

受験資格

受験資格としては大きく3パターンとなっています。

  • 学歴+実務経験(2~6年以上)
  • 資格+実務経験(2年以上)
  • 実務経験のみ(9年以上)

大学で建築・機械・電気を専攻していた方であれば実務経験2年で受験できます。(実務経験の申告は自己申告のみでした。)

試験日程

 受験申込:3月頭~中旬(2022年は2/28~3/18でインターネット申込

 一次試験:6月下旬(2022年は6/19(日))

 二次試験:8月下旬(2022年は8/21(日))

おおまかな勉強の流れは、

 申し込み前後から一次試験に向けて勉強
    ↓
 一次試験の手ごたえ(採点速報)から二次試験勉強に移行

というのが一般的かと思います。

受験手数料

36,300円(高いですね…)

このほかにも参考書や法規集や二次試験対策講習など費用がかかってきます。

難易度

気になる難易度はそこそこ高いです。

例年の合格率はザックリですが

 一次試験:25%

 二次試験:50%

 総合:20%弱 ※二次試験からの受験者も含めた数値

となっています。

数字だけを見ると一次試験のほうが難しそうに感じますが、二次試験は25%を通過してきた猛者たちの合格率なので数字以上に難しいと感じました。

とはいえ、独学で合格できないような資格ではないので、コツコツ勉強さえしていけば合格を手に入れることはできます。

まとめ

「建築設備士」は情報が少なく勉強がしにくい資格ですが、建築/設備に関わる身としては是非取りたい資格のひとつです。

3月からの独学勉強でも十分取得可能なのでステップアップのために挑戦してはいかがでしょう。


資格勉強はお金と時間をかける必要があるので、できれば一発合格を目指していきたいですね。
(ぼくは2年かかりました…)

また参考になる情報を整理して発信していきたいと思います。

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